ふと爪をみると、ぼこぼこと、爪の縦線(縦筋)が...
そこで、爪縦線を隠そう!と
マニキュアを塗ってみる。
... 余計に縦線が目立つ。
または、
爪縦線のでこぼこを削ろうとバッファーで表面を削ってみる。
ツヤツヤ!と思いきや、
何度もやっていると、爪が薄くなって弱くなってしまった気がする。
でも、何もしないでいると爪先に自信が持てなくなってしまって、隠してしまったり、
ついに、線に沿って爪が縦に割れるようになってしまった...
もう、どうすれば良いのでしょうか?
この記事では、爪の縦線ケアを解説します。
爪縦線を消そうとやすりやバッファーで、爪表面を削るのはよくない
爪の縦線とは、爪表面に、でこぼこと均一に溝が深く、刻まれているような状態です。
そして、まず思いつく対処方法は、おそらく、
これをなかったかのごとく、ツルツルにすることでしょう。
しかし、爪の縦線の溝が深いと、
削っても削っても線が残ってしまいますし、
なにより、爪が薄くなってしまいます。
別の記事でご紹介しましたが、
爪の縦線は、年齢を重ね、
爪が薄くなることも一つの要因。
だから、それをさらに薄く削ってしまうのは、
正しいケアとは言えません。

縦線ケアの中でも、バッファーの使い方には注意。月に1回だけ使用。これ以上の頻度で使うと、縦線が良くならないばかりか、割れたり等のトラブルの原因となることが多い。
必要なのは、逆に、爪をふっくらさせること
まずは、基本の保湿ケア
爪の縦線ケアで最初にやるべきことは、基本の保湿ケアです。
縦線に悩む爪に必要な、次の2つの目的で、保湿ケアをします。
- 爪がふっくらと厚みを増し、弾力のある状態に保つこと(つまり爪が保湿されている状態)
- ネイルベットが、やわらかく保たれた状態(つまり、ネイルベットが保湿されている状態)
なぜ、この2つが必要なのか?
それは、爪の縦線ができる原因を知ればわかります
次の関連記事でご参照ください。
関連記事
爪縦線(縦筋)の原因:原因を知って、ケアを考える
爪の保湿ケアは、3つのアイテム
爪の保湿には、次の3つのアイテムを使います。
- 爪の美容液(エッセンシャルネイルセラム)毎日
- 爪のファンデーション(ネイルホワイトナー)週に1回
- 除光液(ピュリファイングポリッシュリムーバー)週に1回
この3つを使った、基本の保湿ケアについては、関連ページで、詳しくご紹介しています。

毎日=1(保湿美容液)でうるおいを与え、
週に1回=3(除光液)で2(エナメル)を拭き取って、1(保湿美容液)を塗った直後に2(エナメル)を塗る。これが基本の保湿ケア
関連記事
保湿オイルだけじゃない!爪の保湿・3ステップ
まだできそうなら、スペシャルケアをプラスオン
▶爪のパック(AAセラム):週に1回
AAネイルセラムは、年齢を感じる爪(特に爪縦線)のために開発された、爪のためのワンナイトパックで、スペシャルケアです。
週に1回、基本の保湿ケアにプラスして、爪にナイトパックをします。
▶バッファー:月に1回
ここでやっと登場。ネイルバッファーです。
ネイルバッファーは、基本の保湿ケアをより効率的に効果的にするために使います。
使い方に注意して、バッファーに頼ろうとしないことが、お手入れの正しい道です。
▶爪やすり:爪切りの代わり
爪の縦線がひどくなってくると、爪先が縦線にそって縦に割れることがあります。
こうなると、爪先がひっかかり、日常生活でとても不便です。
そんなときは、爪切りを使わずに、爪やすりを使います。
爪先がツルツルに整い、縦に割れるのを防ぎます。

(左)「洗い流す爪のナイトパック」AAネイルセラムは週に1回/ (中央)「爪磨きではない」3本のバッファーセットは、月に1回/ (右)「爪を保湿する」爪やすりは、爪切りの代わりに使う
縦線ケアをはじめてどれくらいで効果を感じられる?
爪の縦線ケアをはじめて、2週間ほどでも、確かに違いを感じていただけるでしょう。
ただし、
縦線が全くない、ツルツルピカピカの爪には、ずっと変身できません。
爪縦線は、年齢を重ねると出てしまうものです。
だからこれを、サッと消し去り、
若返りができるという魔法のネイルケアは、私たちにはご提案できません。
つまり、私たちがご提案できるのは、
ご自身で、このくらいの爪の姿だったら、自信を持って手を出せたり、
よし、爪縦線に付き合っていこうと納得できる状態なのです。
爪に透明感が感じられ、縦線が気にならない状態を効果としてくださるならば、
ケアを始めてすぐにでも効果を感じてくださるはずです。
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