ふと爪をみると、ぼこぼこと、爪の縦線(縦筋)が入っていた!

そこで、爪縦線を隠そうとネイルカラーを塗ってみると、余計に縦線が目立つ。

また、爪縦線のでこぼこを削ろうとバッファーで表面を削ると、爪が薄くなって弱くなってしまう。

何もしないでいると、線に沿って縦に割れるようになってしまった...

では、どうすれば良いのでしょうか?

このページでは、爪の縦線ケアを解説します。

 

爪縦線(爪縦筋)について

爪縦線の原因

爪の縦線は年齢を重ねるにしたがって感じる爪の変化で、病気ではありません。
なぜエイジングによって、爪に縦線がでてくるのかについては、関連ページでご紹介しています。

関連ページ:爪縦線(縦筋)の原因

どのような縦線が、エイジングによるものか?

エイジングによる爪縦線の特徴は、表面がガサガサとして毛羽立っています。
そして、均等に線が入っていて、線の間に溝ができます。
爪先から断面を見ると、トタンのように、でこぼことしるのが特徴です。

爪縦線を消そうとバッファーやヤスリで、爪表面を削るのはよくない

エイジングによる縦線は、でこぼこと溝が深く、刻まれています。
そして、これをなかったかのごとくツルツルにするには、かなり爪を薄く削らないといけません。
また、溝が深いので、削っても削っても線が残ってしまうこともあるでしょう。
上述の爪に縦線ができる原因をご覧ください。爪が凝縮して薄くなってしまったことで、爪縦線ができています。
だから、それをさらに薄く削ってしまうのは、正しいケアとは言えません。

爪縦線ケアでまずやること

やはり、ここでも、基本の保湿ケア

爪の縦線ケアで最初にやるべきことは、基本の保湿ケアです。

そして、爪の保湿には、次の3つのアイテムを使います。

  1. 爪の美容液(エッセンシャルネイルセラム)毎日
  2. 爪のファンデーション(ネイルホワイトナー)週に1回
  3. 除光液(ピュリファイングポリッシュリムーバー)週に1回

    この3つを使った、基本の保湿ケアについては、関連ページで、詳しくご紹介しています。

    関連ページ:保湿オイルだけじゃない!爪の保湿・3ステップ

    なぜ、爪縦線(爪の縦筋)に爪の保湿なのか?

    爪縦線は、年齢を重ねて、爪とネイルベットが乾燥しやすくなることで起こると考えています。

    乾燥しやすくなってしまった爪とネイルベットにうるおい与え、さらにこれ以上乾燥しにくくすることが大切です。

    だから、爪縦線には、保湿ケアが重要なのです。

    爪の保湿は、まるで、お肌をやわらかく保ち、ふっくらさせて、シワを目立たなくするスキンケアと同じようなもの。

    爪が乾燥しないように保つケアが、この悩みにお応えする第一のご提案です。

    プラスオンのスペシャルケア

    爪のパック(AAセラム):週に1

    AAネイルセラムは、年齢を感じる爪(特に爪縦線)のために開発された、爪のためのワンナイトパックで、スペシャルケアです。

    まず、このアイテムの使い方ですが、爪に塗るとマニキュア(エナメル)のように乾き、そのままおやすみいただき、翌朝水で洗い流します。

    そして、基本の保湿ケアに追加して使います。

    前項「なぜ、爪縦線に爪の保湿なのか?」でご説明したように、最も大切なのは、爪の保湿です。

    ですから、このAAネイルセラム単品で使うというよりは、爪の保湿ケアに追加してご使用ください。

    爪表面を整える(バッファー):月に1

    爪の表面を整えるもの、それが、ナチュラルネイルバッファーセットです。

    では、爪の表面を整えるとは、具体的に何をするのでしょうか。

      • 表面に残った、古い角質などの取り去る
      • 乾燥による、爪表面の毛羽立ちを押さえつけ、いわば「アイロンがけ」する

    つまり、ナチュラルネイルバッファーセットを使う理由は、爪の保湿の効率を上げるためです。

    ネイルバッファーは、爪を磨くものではありません。縦線を消したいからといって、月に2回以上使うと、乾燥がすすみ、爪の縦線のケアになりません。月に1回だけ、やさしく使ってください。

    関連ページ:ネイルバッファーを使う意味:表面を磨くのではない

    爪先のケア、爪の縦割れを防ぐ(爪やすり)

    爪先が爪縦線に沿って割れてしまう(爪の縦割れ)とき、爪やすり クリスタルネイルファイル を使います。KOHクリスタルネイルファイル

    基本の保湿ケアに追加して、爪を短くするときは、クリスタルネイルファイル を使います。
    爪先がツルツルに整い、縦に割れるのを防ぎます。
    つまり、爪切りを使わずに、爪やすり(クリスタルネイルファイル)のみで、爪を整えましょう。

    関連ページ:爪やすりは、爪を保湿する

    ケアの番外編:マニキュアを使わない爪縦線ケア

    上述の 基本の保湿ケア でご紹介した3つのアイテムの中には、マニキュア(エナメル)が含まれています。

    だから、もし、マニキュアを使えない、使いたくないときのオプションとして、マニキュアを使わない爪縦線ケアをご紹介します。

    マニキュアを使わない爪縦線ケアのステップ爪縦線ケア:マニキュアなし

    1. 爪の美容液(エッセンシャルネイルセラム)毎日
    2. 爪のパック(AAネイルセラム)最初の2週間のみ毎日、その後、週に1〜2回
    3. 爪表面を整える(ナチュラルネイルバッファーセット):月に1回

    関連ページ:マニキュアは、爪に悪いのか? マニキュアのケア効果

    ケアをはじめてどれくらいで効果を感じられる?

    爪縦線ケアをはじめて、2週間ほどでも十分な違いを感じていただけるでしょう。

    ただし、縦線が全くない、ツルツルで、ピカピカと輝く爪には、変身できません。

    爪縦線は、年齢を重ねるとどうしても出てしまうものです。

    だからこれを、サッと消し去り、若返りができるという魔法のネイルケアは、私たちにはご提案できません。

    つまり、私たちがご提案できるのは、ご自身で、このくらいの爪の姿だったら、自信を持って手を出せる。よし、爪縦線に付き合っていこうと納得できる状態なのです。

    爪に透明感が感じられるようになり、縦線が気にならなくなってくるを効果とするならば、ケアを始めてすぐにでも感じてくださるはずです。