爪縦線(縦筋)の原因
この記事では、爪縦線の原因として、KOH【コウ】の考えをご紹介します。
- 爪は年齢を重ねることで乾燥しやすくなる
- 爪だけでなく「ネイルベッド」も乾燥しやすくなる
- 「乾燥した爪」「凸凹したネイルベッド」が爪縦線の原因?
爪は年齢を重ねることで乾燥しやすくなる
年齢を重ねると、肌や髪が乾燥しやすくなるのはよく知られています。爪も同様に乾燥しやすくなります。
乾燥すると、爪がギュッと凝縮されたように薄くなってしまいます。
年齢を重ねると、髪が細くなってくるのと同じイメージです。
爪だけでなく「ネイルベッド」も乾燥しやすくなる
年齢を重ねるにしたがって乾燥しやすくなるのは、爪だけではありません。爪が乗っている土台(ネイルベッド)も乾燥しやすくなります。
ネイルベッドとは
「ネイルベッド(爪床)」とは、爪が指に接着している部分のことです。爪のピンク色の部分です。
この「ネイルベッド」は、爪が上に乗っているため直接見ることはできませんが、縦に均一な線(でこぼこ)があります。
この均一なでこぼこは、実は重要なものです。
なぜなら、これは、爪がまっすぐに伸びていくための「爪の線路」だからです。
ネイルベッドが乾燥するとどうなるか?
ネイルベッドが乾燥すると、この溝が、まるで日照り続きの畑の畝(うね)のように、でこぼこが強く深くなってしまいます。
「乾燥した爪」×「凸凹したネイルベッド」が爪縦線の原因?
爪が乾燥すると、凝縮され薄くなります。
ネイルベッドが乾燥すると、溝が強く深くなります。
薄くなってしまった爪が、より深くでこぼこした土台(ネイルベッド)の上に乗っている状態なので、ネイルベットの凸凹の通りに折り目がついて、それが爪に縦線なのではないかと、私たちは考えています。
だから、爪とネイルベッドが乾燥しないように、爪に縦線が目立ってきたら、爪の保湿を始めることがとても大切です。
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