爪縦線(縦筋)の原因
爪の悩みとしてよくお聞きする 爪縦線。
爪縦線のための正しいケアをご提案するためには、爪に関する専門知識が必要です。
KOH【コウ】は、オランダ本社内に研究所をもち、専任の研究員が爪に関する研究と商品開発を独自に行なっています。
まずは、悩みの原因を知り、それに呼応するようなケア方法のご提案を目指しています。
このページでは、爪縦線(の原因として、KOH【コウ】の見解を紹介します。
- 爪は年齢を重ねることで乾燥しやすくなる
- 爪だけでなく「ネイルベッド」も乾燥しやすくなる
- 「乾燥した爪」×「凸凹したネイルベッド」が爪縦線の原因?
爪は年齢を重ねることで乾燥しやすくなる
年齢を重ねると、肌や髪が乾燥しやすくなるのはよく知られています。爪も同様に乾燥しやすくなります。
乾燥すると、爪がギュッと凝縮されたように薄くなってしまいます。
年齢を重ねると、髪が細くなってくるのと同じイメージです。
爪だけでなく「ネイルベッド」も乾燥しやすくなる
年齢を重ねるにしたがって乾燥しやすくなるのは、爪だけではありません。爪が乗っている土台(ネイルベッド)も乾燥しやすくなります。
ネイルベッドとは
「ネイルベッド(爪床)」とは、爪が指に接着している部分のことです。爪のピンク色の部分です。
この「ネイルベッド」は、爪が上に乗っているため直接見ることはできませんが、縦に均一な線(でこぼこ)があります。
この均一なでこぼこは、爪がずれて生えていかないようにガイドライン(線路)のような役割をしているため、重要なものです。
ネイルベッドが乾燥するとどうなるか?
ネイルベッドが乾燥すると、この溝が、まるで何日も日照り続きの畑の畝(うね)のように、でこぼこが強く深くなってしまいます。
「乾燥した爪」×「凸凹したネイルベッド」が爪縦線の原因?
爪が乾燥すると、凝縮され薄くなります。
ネイルベッドが乾燥すると、溝が強く深くなります。
薄くなってしまった爪が、より深くでこぼこした土台(ネイルベッド)の上に乗っている状態なので、ネイルベットの凸凹の通りに折り目がついて、それが爪に縦線なのではないかと、私たちは考えています。
だから、爪とネイルベッドが乾燥しないように、爪に縦線が目立ってきたら、爪の保湿を始めることがとても大切です。
関連ページ:爪縦線のケア 年齢に応じたお手入れ