ネイルオイルは、爪の溝に。甘皮には「ついで」でよい。
KOH【コウ】は「ネイルオイルの正しい使い方」についてお話するとき、
爪と爪の溝に塗布してくださいとおすすめしています。
爪はわかるけど、爪の溝?
それは、どこにあって、何をするのか?
そこで、この記事では、爪の溝の役目と、ネイルオイル エッセンシャルネイルセラム の正しい使い方について、ご説明します。
クイックルック
- 爪の溝とは、爪の両脇にある溝のことです。
- 爪の溝は、爪のアーチ(爪の形)を支え、爪を割れにくく、二枚爪になりにくくします。
- ネイルオイルの使い方を工夫して、爪の溝を保湿しましょう。
爪の溝とは?
まず、爪の溝とは、爪の両脇に沿ってある溝のことです。
しっかりと指先まで溝がある場合と、甘皮近くにのみ、ある場合があります。
爪の溝が、爪のアーチ(爪の形)を支える
爪の溝は、爪の両脇にある皮膚が、爪の両端にふんわりと接し、
まるで、両側から、爪の両端を軽く押しているようになっているのが理想です。
すると、指の形にぴったりとあった、適度なアーチが爪にできます。
さらに、両脇から皮膚が爪を包むようになるため、爪が端から割れるのを防ぎます。
一方で、爪の両脇が乾燥していると、爪の両脇は硬く、溝が指先までありません。
つまり、これでは、爪先まで爪を支えられず、
爪が指先に向かって広がってしまったり(いわゆるシジミ爪)、爪が上に反り上がってしまったりします。
だから、爪の両脇が保湿され、両側からやわらかく爪を包み込めるようにしておくことは、とても大切です。
もし、今、爪の両側が乾燥して硬くても、大丈夫。
ネイルオイルの使い方を少し変えてみましょう。
(豆知識)爪のアーチ(爪の形)は、爪の強度を上げる
ところで、なぜ、爪に適度なアーチがあるとよいのでしょうか。
それは、爪にアーチがあると、爪がシールのように指にぴったりとくっつくからです。
そうすることで、指と一体化し、指に支えられ、割れにくい爪になるのです。
だから、割れない爪を育てるためにも、
爪の溝を保湿して、爪の両脇の皮膚を、ふんわりとやわらかい状態にしておくことが大切です。
ネイルオイルの使い方:爪と爪の溝を保湿しよう
さあ、早速今日から、ネイルオイルの使い方を少しだけ工夫してみましょう。
(マニキュアなしのとき)
- まず、爪の上に、ネイルオイルを塗布します。
- 爪の先端に向かって、爪によく塗り込みます。
- 次に、爪表面に残ったネイルオイルを、爪の両側へと伸ばし、爪の溝を開くようにして、よく塗り込みます。
- 最後に、全体的に、さらっとするまで、よくすり込むように塗ってください。
(マニキュアありの場合)
- まず、爪の裏側から、爪と指の隙間に、ネイルオイルを塗布します。
- 指先を上に垂直にし、ネイルオイルが、爪溝に垂れるのを待ちます。
- 次に、両溝にネイルオイルを塗ります。溝を開くようにして、ネイルオイルをしっかりとしみ込ませ、塗り込みます。
- 全体的に、さらっとするまで、よくすり込むように塗ってください。
ネイルオイルの使い方を変えるだけで、爪がよりよい状態に保てます。