ネイルオイルは、「ベタベタするから、苦手」とお声をいただくことがあります。
なんて、もったいない。ぜひ、説明させてください。
乾燥した爪は、干し椎茸のようなもの。
縦線があったり、すぐに折れたり(横から亀裂が入る)、表面がごわついたりしている爪は、乾燥しています。
または、爪周り(甘皮を含む)が硬いときも、爪が乾燥しています。
爪は生来にうるおいを持っていますが、このうるおいは、様々な要因(加齢、環境、仕事等)で失われ、
その結果、爪が乾燥してしまいます。
そして、乾燥している爪は、例えるなら、干し椎茸のようなものです。
干し椎茸は、乾燥していますが、水にしばらくつけていると、徐々に「戻り」ます。
干し椎茸が戻ったら、水分を簡単に吸い込み、そして、水分を保持することができるようになります。
これと同じようなことが、乾燥した爪と、保湿されている爪に当てはめられます。
※ただし、爪のうるおいは水ではありませんので、乾燥した爪を水に浸しても、戻りません。
詳しくは、関連記事をご参照ください。

継続的な保湿で、「戻っていく」爪
乾燥した爪は、うるおいを吸い込みにくく、そして保持しにくいです。
しかし、うるおいを継続的に塗布していれば、やがて、「戻り」ます。
爪がネイルオイルによって「戻る」と、爪にネイルオイルを塗布して、正しくなじませれば、ベタつきにくく、快適に使えるようになります。
ただし、こうなるまでに少し時間がかかることがあるし、正しいなじませも、必要。
正しいなじませについては、関連記事で詳しく説明しています。
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まずは、3ヶ月、ネイルオイルを1本、使い切ってみよう。
では、爪が「戻る」まで、どのくらいの時間がかかるのでしょうか。
これまでの日本のお客様の接客経験からお答えしますと、3ヶ月。
これは、ちょうど、エッセンシャルネイルセラムを1本使い終わるくらいの期間です。
もし、私たちのネイルケアメソッドを信じてみようと、チャンスをいただけるならば、
正しい使い方で、まず、3ヶ月、使ってみてください。
もし、効果がないと感じるならば、使っているネイルオイルを、
次のレベルにアップグレードしてみてください。
または、使い方の再度復習を。
今日の10回よりも、1日1回10日間継続すること。
この積み重ねが、清潔感のある、しなやかで強い爪を育てます。